恥骨痛

 恥骨は骨盤前下部に位置し、恥骨結合と言う軟骨組織で左右と連結しています。 

 

簡単に言えば性器の真上のボコッとした骨の部分で、その部位に痛みや不快感を招くのが恥骨痛。

 

特性として女性に多く起こりやすい症状で、女性の骨盤内には腸や膀胱の他に子宮や卵巣も含まれており、筋肉や靭帯と密集して付着し体を支えていますので、さまざまな病気(婦人科系疾患含)や生活習慣などで負担がかかりやすいと言えます。

 

恥骨痛をざっくり分ける下記の要因に

・病的要因

・運動の負荷

・産前産後の身体変化

・生活習慣

 

「病的要因」

恥骨結合炎・鼠径ヘルニア・膀胱炎・性病・子宮内膜症や子宮筋腫など様々あり、恥骨への不快感を伴う事があります。

 

「運動の負荷」

脚をよく使うようなスポーツ(サッカーなど)で過度な負荷がかかり過ぎた際に炎症を起こしやすいです。

 

「産前産後の身体変化」

出産準備によるホルモンの影響や大きく膨らんだ腹部からの影響を大きく受け、産後に関しては恥骨結合が一時的に広がって産道から赤ちゃんが生まれるわけですから、結合部に大きな負荷がかかり痛みや違和感として表現されます。

 

「生活習慣」

悪い姿勢や肥満が原因になる場合があります。

女性の骨盤は男性に比べ前傾して低く位置するため、長時間の前傾姿勢や脚を組んだりすると負担が更にかかりやすく、上半身の重量なども負荷をかける要素になりますいです。

 

恥骨痛症状でお悩みの方は当院にご相談ください。

 

 当院には、医療機関等で「異常なしと言われたが症状が治まらずどうしてよいか分からない」と訴えられてお越しいただく方が多くいらっしゃいます。

当院ではじっくりヒアリングをした上で視診.動診を重ね、あらゆる角度から状態を確認しながら症状改善のお手伝いをしております。